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ビジネス・プライベートシーンで活用できる印象力とコミュニケーション能力を磨く秘訣をお伝えします。

第一印象とメラビアンの法則(非言語)の重要性

【第一印象】は「初めて出会った瞬間」目の前の方がどのような印象を感じるか?である。【印象】とは、初めての出会いではなく、【会うたびに感じる印象】である。

第一印象は「入口」お互いの人生で初めて出会うのです。そして2回以上お会いする機会がるようであれば、会うたびに、「印象」はその都度お互い感じているので、両方とも大切!特に初めての出会いの第一印象は、「好印象・悪い印象」どちらでも、衝撃的な印象を与えた場合、目の前の方の人生の記憶に残るのです。

【印象】という漢字から見ても、形で印すとは、記憶に残る!ということなのです。だから、【第一印象】は重要なのです。その理由は、【第一印象の法則】とブログに書いた「コミュニケーションの重要性」や「コミュニケーション理論(法則)は普遍的であり不変である」の記事と繋がっていきます。

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第一印象は5秒で決まる?

【第一印象】は、5~6秒で判断されると良く言われますが、人によって違ってきます。例えば、面接官の経験が長い方、営業の方、サービス業、経営者など他の職種も色々とあると思いますが、経験が長ければ長いほど、初めての出会いの数が多ければ多いほど、膨大なデータが脳の中に蓄積されているので「出会った瞬間」即時に経験というフィルターを通して、2~3秒で感じ取っている方もいるかもしれません。また、第一声を発した瞬間で第一印象を感じている方もいます。

「出会った瞬間」は、言葉を発する前なら、【視覚情報】からの印象、第一声や話しながらの印象を感じてる場合は、【聴覚】と【視覚】両方から感じた印象で判断しているのです。

メラビアンの法則とは

そして、【第一印象】=【メラビアンの法則】と結び付けられていることが多い【メラビアンの法則】においては、アルバート・メラビアン博士が伝えたかったことは、「話し手が伝えようとしている内容」と「ボディランゲージである非言語の表情や声のトーン・態度」が話している内容と矛盾を聞き手側が感じたなら、聞き手は「非言語コミュニケーションから感じ取ることを優先にしてしまう」ということ。よって「伝えたい内容と非言語を一致させることが大切である」ということです。

では、話している内容と非言語に矛盾が生じた時とはどういう時でしょうか。私が良く研修で使うケースを紹介します。イメージしてください。

例:あなたは、人前で話すことが苦手!でも一生懸命練習して、本番に臨んだ後に先生からこのような態度と言葉で伝えられました。

● パターン1
リズミカルに拍手をしながら笑顔で近づき、「とても緊張したと思うけれどよく頑張りましたね。あなたの発表ずいぶん良くなって、伝わりましたよ。」と伝える。
● パターン2
パターン1のセリフと笑顔は同じで、態度を変えます。椅子の背もたれにもたれたまま、足を組み、顎をあげ、笑顔ではあるが拍手をゆっくりする。(※または、拍手のスピードだけを変える)

上記の例を動画でも説明していますので、こちらも参考にご覧ください。

イメージできましたか?パターン2は、「違和感がある」「馬鹿にされた感じ」「褒めている言葉が伝わってこない」という印象を受けるのではないでしょうか。「言葉は褒めている」が非言語の態度が矛盾しているため、非言語から感じ取る印象が優先されたことがわかるのです。

人間は感情を持っている動物。このパターンからも「非言語は、人の心や感情に訴える力が大きい」ということが言えるのです。

印象にも順番がある

小学生のマナー講習でも、企業の研修でもセミナーでも「初めての出会いで、あなたは目の前の方のどのような部分で印象を感じていますか?」と質問し、上げた言葉をホワイトボードに書いた後、5感でカテゴリー訳をしていくのですが、殆どが【視覚情報から感じている印象】その次に【聴覚から感じている印象】そして、【嗅覚から感じている印象】の順番になっていきます(※【嗅覚からどのようなことが判断されるのか?】は、別記事参照)。

更に、もう一つの例をあげると、異性・同姓「皆さんそれぞれ、好みのタイプ」ってありますよね。「好みのタイプ」とは、「容姿」「考え方」「顔立ち」「話し方」など人によってそれぞれ基準が違いますが、「異性・同姓関わらず好みのタイプの方」が目の前に現れたら、「話を聴いてみたい」と思いませんか?
その時の状態って「心の窓がパッカーン」をあいた状態「open mind」なのです。「感情が動いている」ということですね。

また、「印象」はお会いする度に与えています。会うたびに、「今日も元気で良い感じ」「今日も素敵・いつも素敵」「今日は体調悪そう」「笑顔だけれど、なんとなーく元気がなさそう」「目の輝きが増している」「目の輝きが鈍く感じる」「機嫌が悪そう」なども感じて取っているのです。

これらのことからも、「第一印象や日々与えている印象」の重要性を知り意識することは「自分のため」でもあり「目の前の相手への敬意」にも繋がるため意識して行動することが大切です。

自分も相手も心地が良い!を目指しましょう!!

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